被害に遭わないために
女性をねらった性犯罪の特徴
・被害者の年齢層は、29歳以下の方が最も多く、全体の約90%を占めています。
・時間帯では、周囲が暗くなって、人の目が届きにくくなった夕方からの深夜、明け方での被害が目立ちます。
・被害現場の大部分が、ワンルームマンション・コーポまたは道路上で発生しています。
・犯人は郵便物、洗濯物、表札などで女性が一人暮らしかどうかを確かめ、単独で行動している警戒心の薄い女性を狙っています。
犯行の手口
・ベランダや玄関などの鍵が掛かっていない場所から侵入する。
・被害者をつけて行き、人目のない暗い場所で襲う。
・自宅玄関で鍵を開けた瞬間、室内へ押し込み犯行に及ぶ。
・マンションのオートロックが開いているときに住民を装って侵入し、エントランスやエレベーター内、非常階段等の死角となる場所に連れ込む。 など
強制わいせつなどの性犯罪やひったくり、ストーカーなどの被害にあうのは、女性がほとんどです。男性に比べ力の弱い女性は、どうしても犯罪者のターゲットになりやすいと言えます。また、「自分は大丈夫。」という甘い考えから、被害にあうことも少なくありません。
犯罪から身を守るためには、あなた自身の意識を高めることが重要です。
ポイントをおさえて、自分の身は自分で守りましょう!!
防犯対策チェックポイント1 夜道でのポイント
・帰宅する際には、友人や同僚などと帰る
・家族に迎えに来てもらう
・タクシーで帰る時は玄関口まで乗り付ける
・携帯や音楽を聴きながら歩かない
・遠まわりでも明るい道を
防犯対策チェックポイント2 エレベーターなどの密室内でのポイント
・エレベーターに乗る前に周囲を確認する
・エレベーターに知らない人が乗り込んで来たときは要注意(知らない人に背中を見せて立たない)
・いつでも非常ベルが押せる位置に立ちましょう
防犯対策チェックポイント3 戸締りのポイント
・ドアにはチェーン錠もかけておく
・家に入る時には周囲に見知らぬ人がいないか確認する
・高層階でも窓には必ず鍵をかける
・自宅のドアや窓には2つの鍵をつけるように心がける
・帰宅時寝る前必ず施錠点検のクセを!
防犯対策チェックポイント4 一人暮らしと気づかれないためのポイント
・表札や郵便受けにフルネームを表示しない
・住所・氏名が分かる郵便物などは必ず断裁して処分する
・ベランダに干す洗濯物、外から見えるカーテンの色、かざりには気を配る
防犯対策チェックポイント5 日常生活でのポイント
・不用意に他人に携帯電話番号やメールアドレスを教えない
・防犯ブザーなどの防犯グッズを身につける
・見知らぬ訪問者には、ドアチェーンを掛けたままで対応する
・興味本位での出会い系サイトの利用はしない